解散のお知らせ。
2019.06.23をもって午前3時と退屈は解散する運びとなりましたことをお知らせ致します。
以下、メンバーそれぞれのコメントになります。
何も思想せず、ただ、ぼんやりとおもったことを、うっとりと感じたものを、呼吸のような自然さで、はぐくみたい。
私はいま、大まじめにそうおもっていて、それをバンドという形で体現するのは、余りに野暮だとおもいます。少なくとも午前3時と退屈は、そういう優しい温度の水に浸かりつづけるバンドではなかったとおもっています。
私にとってバンド活動は、とっても簡単なことでした。こよなく愛するメンバーと過ごす日々に、音楽という宝物がうまれつづけていくこと。たったそれだけでした。
ただ、そのリズムがどんどん複雑になっていったのか、私のサイクルが絡まってしまったのか。何はともあれ、このままバンド活動に身を投じつづけたあとの私が、本当になりたかった私として、存在できるのか?ということに対して、漠然とした不安がもくもくとひろがり、それを焼き払う術を、ついに知ることができませんでした。
私は、私をより生き抜くため、この選択をしました。メンバーは、こんな私の祈りをたっぷり慈しんでくれて、そうして「解散」というひとつの場所にゆきついてくれました。これからは違うものを見つけて、別のたいせつなものを見つめていくのかもしれない。けれど、私は彼らがどんなものを見つけてきて、どんなものを見つめていても、それらをおなじくらい愛したいとおもうし、愛せる自信があります。それは、私が彼らを、心の底から信頼しているからなんです。
私はこれから、私という人間のすべて、私がもつ感覚のすべてを信じきって、私を生き尽くそうとおもいます。私に埋め込まれているであろう才能とやらと、もうすこしだけ向き合ってみようとおもうのです。
奇跡が無数に鏤められたような日々でした。そんな日々の中で、私たちと出会ってくれて、どうもありがとう。
午前3時と退屈は、至上のチームです。
新しい僕よ、生きろ。
Vo.あにそにん
2016年5月より午前3時と退屈に加入し、本当に様々な経験をさせてもらいました。
その本当に素晴らしい経験の全てはメンバー始めマネージャーの馬場さん、カメラマンのJINさん、スタッフのカワチくん、せうちゃん、MVやRECで作品に関わってくれた皆さん、センスの良いイベンターの皆さんやライブハウスの皆さん、そして何より私たちを一度でも聴いてくれたリスナーの皆様のお陰です。本当に感謝しています。
私はバンドの解散というのは自然なことであると思っています。午前3時と退屈を楽しみにして観に来てくれる皆さんと会えなくなる事、大好きなメンバーと新曲を作ったりステージで思いっきり楽しんだり出来なくなるのはとても悲しいです。が、生きているのなら前に進むしかありません。
少しでも無理をして立ち止まっちゃいけないと思っています。冷静に自分の気持ちを観察して決断を下す事。これは本当に簡単な事じゃないです。でも前に進むにはそれをし続けないといけないのだな、とそにちゃんに話を切り出された時気付かされました。
めちゃくちゃに仲が良いメンバーだからこそこの決断は重要だったと思います。この4人で作る音楽に真剣に向き合えた時間は本当にかけがえなく大切です。そして、この4人で音楽を作れた事、それらの音楽に誇りを持っています。
これから先、どんな形であれメンバーそれぞれが自信を持って突き進んでいてくれたら嬉しいなと思います。その過程で一緒にステージに立つことがあったら面白いですよね、全然ナシじゃあないです。
あと少しになってしまいましたが、午前3時と退屈に会いに来てくれると嬉しいです。その時は是非、お話ししましょう。
それでは、また。
Gt.航星
バンドメンバーである以前に、たいせつな親友であるそにちゃんが、好きなところで好きなように生きていくこと。わたしにとって、それはとても幸せなことです。
わたしは、メンバーのひとりひとりを心から尊敬しています。いつも感謝し合うことができる、素敵な仲間たちです。それはこれからもきっと、変わりません。
愛するメンバー、愛するスタッフの居る、午前3時と退屈というこの世でいちばん楽しくて居心地の良い場所で、6年間、ドラマーとして居られた事実は、わたしの人生においてあたたかなものとして、存在し続けるとおもいます。
午前3時と退屈の音楽を好んできいてくださったみなさま、午前3時と退屈に関わってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
残りの約2ヶ月間、わたしたちらしくステージにたつので、どこかでみなさまにお会いできたら嬉しいです。
Dr.ふかいりさ
まず、突然のご報告となってしまってごめんなさい。改めて、私たち午前3時と退屈は6月を持って解散することとなりました。
午前3時と退屈が始まったのは2012年の6月、初めは全然仲良くありませんでした。(いや、本当に。)小学生の頃から一緒と言えどクラスは一緒になったことないし、廊下ですれ違っても挨拶しない関係…。だったのですが、人に対してうまく感情を表せない私が皆に泣いたり、怒ったりする程、心を許せる存在になっていました。皆の優しさや誠実さに惹かれ、今では心から尊敬しています。
一人一人が大切で、かけがえのない存在だからこその「解散」という決断でした。これからの各々の活動については不透明なことが多く、現段階でお伝えすることは出来ませんが、新しい道に進んで行く皆を温かい目で見守っていただければと思います。そして、ライブハウスで見かけたらいつものように仲良くしてくださると嬉しいです!
最後に、午前3時と退屈は活動を終えますが、私たちの音楽は聴いてくださる方がいる限り終わることはありません。私は午前3時と退屈がきっといつまでも大切だし、愛しています。皆様の心の中に、ふと、在るような音楽で居続けられることを祈っています。
Ba.高のしま
解散ワンマンライブについて。
2019/06/23 (日) 新宿SAMURAI
午前3時と退屈 ラストライブ
〜最後に全曲やっちゃいまSHOW TIME〜
開場 / 開演 - 17:00 / 18:00
前売り / 当日 - 3,000円 / 3,500円
+1ドリンク
【出演】
午前3時と退屈